ネット副業で大きく稼いだといった口コミ情報などは、いろいろ検索すればたくさん出てくる。しかし本当に大きく稼いだ人がそんなにたくさんいるのかというと、現実は大部分でそうでないというのが真実である。
例えばネット副業で有名なものとしてアフィリエイトがあるが、アフィリエイトで商品の広告をたくさんブログなどに貼りつけても、一円の報酬にもなっていないというケースが実は現在は大部分である。
インターネットの大衆化に伴って、アフィリエイトをやっている人は数多く散見されるが、アフィリエイトで大きく稼いでいる人は、既に長いアフィリエイト経験を積んでいる人が多く、新参者がなかなか高収入の恩恵にあずかれないというのが現実である。
アフィリエイトに限らず、ネット副業は基本的に先にやった者勝ちという原則があるため、新しいネット副業が登場する際にはやく飛びついて、早いうちにその場を固めてしまえば大きく稼ぐことも決して夢ではないが、ネット副業に限らず新しいものには常に大きなリスクもつきまとうので、なかなか難しいというのが現実である。
また、そのネット副業が有名になったときには、既に大きく稼いでいる人は決まっており、知ってからそれをやろうとしてもそこまで大きく稼げないという現実があり、もっと早く知っておけばよかったと後悔することも多々あるケースである。ネット副業といってもパイは無限大ではないという現実があるので、あとから参加する人はやはり割を食うことになってしまうのが真実である。
アフィリエイトだけでなくクラウドソーシングの分野などでも、やはり経験が長い人のほうが信用されるので、これまた経験者有利新参者不利という原則が真実として通ってしまうのである。要するにそう簡単には稼がせてくれないというのが現実であるのだが、これはネット副業の分野にとどまらず、世界のどの分野においても似たようなものである。
もちろんそれを打ち破る例外のケースは少数あるものの、大多数はやはり先に力をつけているものが有利という真実は変わらないのである。大衆が知ったときにはすでに大チャンスの時期は終わっているというのが社会のいろんなケースにおいても多々見られる。
どの世界においてもやはり開拓者は有利なのである。新参者にチャンスが訪れるとするならば、その開拓者が力を落としたり失ったりすることでしかチャンスは基本的には訪れない、と言ってもよいかもしれないのである。