小さな子供のいる主婦や、病気をしたりして外に働きに出たくても出られない人は多く、それでも生活が厳しかったりして、家でできる仕事やちょっとお小遣い稼ぎになる副業があればよいのにと思う人は多いであろう。
私自身もそうで、3年前にマイホームを買ってから生活は楽ではなく、パートに出ていたが、昨年はじめに下の子が生まれてからは育児に追われる日々で、パートも続けられず、保育園が探せないため新しい仕事を探すこともできなかった。唯一の自由時間はネットサーフィンでつぶれ、なにか建設的なことはできないかと考えていたときに、友人からネット副業に関する話を聞いた。
彼女はおもにゲームサイトやお小遣い稼ぎサイトなどで、簡単なアンケートに答えたりゲームをしたりして、少しづつ小銭を稼いでいるということだった。登録は無料なので、わたしもいくつかのサイトに登録してみた。でも、クリックで1ポイント、といった効率の悪いものがほとんどで、欲しい商品にはなかなか手が届かない。そんなときに見つけたのが、懸賞サイトだった。
昔雑誌の懸賞に応募したことはあったが、切手代がかかって当たらなかったので、損だと思ったことがある。しかし今は、ネットで懸賞に応募できるので、コストはゼロである。
そして、商品も、自動車やテレビといった高額商品から、普段の生活に必要な日用品や食料品など、様々なものがある。とくに食料品は、当選者数の多いものがいろいろとあり、これで少しでも当選することができれば、生活費を浮かせることができると考えた。
このような懸賞は、とにかく数多く、継続して応募することが大切だと思ったので、毎日最低30分をサイト巡りと応募に費やすことにした。
いちばんはじめにあたったのがお米で、懸賞の応募をはじめてから2週間目だった。これは本当に助かり、やる気がでてきた。それからも、当選者数の多い日用品や食料品を中心に応募を続け、3か月で当選総額は6万円ほどで、副業としては割がよいと考えている。
ネットで懸賞に応募するときに心配だったのは、個人情報を与えることであったが、きちんと規約が書いてある会社を選んで、納得したうえで応募するようにしたので、お知らせメールや郵便物が増える程度ですんでいる。懸賞専用のメールアドレスも作成したため、不便を感じることはない。また、当選連絡を見落とさないようにするため、メールに「当選」という言葉でフィルターがかかるように工夫している。
これからも、懸賞生活を続けていきたいと思う。
年収350万円の35歳サラリーマン。
