消費税が10%に届こうとする昨今、正直いって大多数のサラリーマンの懐具合はだんだん寒くなってきているのが事実。かくいう自分も私も世のサラリーマンのひとりである以上、この流れには逆らえず悶々とした日々を過ごしている。
サラリーマンである以上、メインの仕事で稼ぐのにはどうしても限界があり、生活のために不要な残業などすればたちどころに生産性の悪化を指摘される状況でいかに収入を確保できるのか、を考えて実践したのがこの記事である。万人向けではないかもしれないが、人によっては参考になる場合もあるだろうと思いこうして記事にした次第である。
私の場合はサラリーマンの身の上なので、たとえば店員のような時給の仕事は難しい。それをやるとなると必然的に平日の業後か祝祭日の休日に勤務ということになり、平日は急な残業や出張に差しさわりが出るし、全体的に休みを削ってしまうと本業に影響が出てしまう。これでは本末転倒もいいとこである。
そこで目を付けたのが株。これなら昼休みやちょっとトイレに席を外した時にスマホで手早く売買ができるので、あまり本業に負担もかからない。よいことづくめの手に思えたが実はこれがいけなかった。
これは本人の性格によるところ大であるのだがとにかく値動きが気になるのだ。指値で売買価格を指定できるのであとは放っておいても大丈夫、なのだがついつい値動きが気になって仕事中にもスマホに手が伸びてしまう始末。おまけに株に対するセンスがあまりないらしく、数年やっていたがほとんど儲からなかった。いまから考えてみると大損しなかっただけでも幸運だったと思っているが、結果的に本業に対する影響大で数年で諦めざるを得なかった。
次に試して現在まで続いているのがネット副業、要するにebayでの転売である。特に日本の場合、日本語の製品というかなりユニークなアドバンテージがあるため外国人を相手にすることでわりといい稼ぎをすることができる。
欧米向けの場合、日本はオリエンタルなイメージを持っている人が意外と多く、ここを上手く付くのも効果的。海外向けの発送や梱包などの手間がかかるため、できれば単価の大きなものが向いている。
ただし、製品そのまま転売、のような形だと競争相手も多くなってしまうのでそこにひと工夫を入れるのがコツである。ありがちな商材を組み合わせることによってユニークさを出す。これが秘訣。
なんだ簡単だと思われる向きもあろうが、世間ではこのひと工夫を面倒がって損しているケースも実に多いのである。上手い組み合わせを見つけられれば、わりといい小遣い稼ぎになるであろう。